交尾器の問題もありそうですが、素人なので一応ナカオビカバナミシャクとしておきます

ヨトウガ亜科Xylena属アヤモクメキリガに似ています。

ありがとうございます。アヤモクメキリガで間違いないようです。

越冬ガですね。秋に現れて2～3月頃に良く観られます。(208249Bも)

Biston属にいます。早春に現れる大型のガです。

アカスジアオリンガ赤線型？

個体２

ここらになると怪しいですが、ユキムカエでしょうか？

個体３

これはシロオビでしょうか？

No.1はユキムカエ、No.2とNo.3は前翅外横線がクニャと屈曲しているのでシロオビと思います。色では判定できませんが一般的にユキムカエはシロオビより白っぽく、この点からもNo.2はシロオビに近いと思います。展翅すると一目瞭然です。

（兵庫県でのユキムカエは2022年11月に但馬地方で初記録されています。（蛾類通信から））

Gatorin さん、ありがとうございます。
やはり、そう素直に観てよいのですか。

あちこちで「ユキムカエ」とされている写真に、「外横線グニャ」のもの（個体２くらいに）があってすっかり判らなくなっていました。

色についてはカメラの露光次第なので、画像が正確に実物を反映しているか自信ありませんが …

書き忘れましたが、黒猫様がおっしゃるように、ネットに溢れる「ユキムカエ」の半分くらいはシロオビと私には思われます。

ありがとうございます。
これまで疑問ばかりだったのが、おかげでスッキリしました。

ユキムカエを探しに行って、最初に個体１に出遇えたのはよかったです。
氷点下の中四時間も探し回ったかいがありました。

老熟幼虫なので、写真判定は大変難しいのですが、幼虫出現期、ヤナギ科植物、第1腹節の黒色横帯を併せて推測すると、ツマアカシャチホコが候補として考えられます。本種は越冬態が幼虫なのか蛹なのか今一つはっきりしません。因みに、ブチヒゲドクガでもヤナギドクガでも無いことは確かです。ブチヒゲドクガとヤナギドクガの違いについては、Kumata(1956)が役立ちます。http://hdl.handle.net/2115/9597

ブチヒゲドクガ　→　ブチヒゲヤナギドクガ

エキバンさん、同定有難うございました。
ツマアカシャチホコですか！なるほど、越冬前幼虫の特徴点を残しているように見えますね。
ただ、ここまで体型を平坦化してデフォルメが凄いので、越冬前の姿をなかなか想像できません。