Species name
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Nodaria externalis Guenee,
1854 ヒメヒゲブトクロアツバ,Cat.4528 |
Taxonomy |
Nodaria externalis Guenee, 1854
Phalaena cornicalis auctorum nec Fabricius, 1794
Miana indecisa Walker, 1866
Hydrillodes indistincta Butler, 1880
Alelimma zema Strand, 1930 |
Geographical range |
Oriental tropics to Sundaland, China, Japan (Yakushima, Amamioshima, Okierabu,
Okinawa, Miyako, Ishigaki, Iriomote)
インドからオーストラリアにかけて広域に分布し, 日本では屋久島, 奄美大島, 沖永良部島, 沖縄本島, 宮古島, 石垣島, 西表島 |
Distribution map |
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Biology |
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Flying season |
3月から10月にわたり採集されている. |
Remark |
Nodaria の♂の触角は繊毛状, 各節の1対の刺毛はあまり長くない.中央やや基右寄りに鱗粉に覆われた大きな瘤状の結節を有し,
それは約10節からなり, 前半の数節は内側が鋸歯状となり, それ以降は内側に膜状の突起が出る.
結節の内部で触角はねじれる. 下唇鬚は長く鎌状に上反する. 後翅のM2脈はM3とCuA1と共に中室の後角から合生する
'quadrifid-type' . ♂の前脚は毛束をそなえ, 基節は長く, 転節は基部内側に膜状の突起があり特殊な鱗粉を有し,
腿節も長く, 脛節の輸状の突起は発達し, 第1ふ節は太く長く骨化は弱い.
開張: 20-24mm. 本種は斑紋のパターンはN.tristis ヒゲブトクロアツバと同様であるが, はるかに小型であることで区別できる. 一般に前翅の地色は非常に暗いが, 地色がやや明るくなり横線が明瞭に現れる個体もある. なお,琉球列島から Nodaria sp. オキナワヒゲブトクロアツバとして記録されたものは本種である. 現在のところ, N.tristisと分布が重複する地域は屋久島だけである.
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Female genitalia |
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References |
JW Holloway, 2008, The Moths of Borneo Part 17:110
Y. Kishida (E.d.), 2011, The Standard of Mothss in Japan II: 227 |