Species name
(MJ No.)
Catocala separans Leech, 1889 フシキキシタバ,Cat.4179
Geographical range Russia (Primorye), Korea, Japan (Honshu, Tsushima)
朝鮮および日本に分布が知られるが, 沿海州から記載されたC. hetaera Staudinger はおそらく separans の異名であると思われる. 日本では本属中最稀種の1つで, 産出は局地的. 青森県弘前市, 岩手県盛岡市, 福島県館岩村, 新潟県新津市, 福井県武生市, 富山県有峰, 滋賀県八目市市,兵庫県氷上郡などが産地として知られ, 長野県上田市, 山梨県長坂町, 同明野村, 茨城県久喜市にも採集例がある. 四国,九州からは未知であるが対馬に産する.
Distribution map
採集記録
Biology 幼生期は不明. 食樹も推定しがたい.
Flying season 6月下旬ごろから出現し, 9月まで見られる.
Remark

前翅の斑紋には図説したような変化がある. 後翅の内方の黒色帯は細めで, 翅脈に沿う黒色条はあまり発達せず, 内縁に沿い遊離した暗色影を残す. 和名はLeechによる模式産地の1つ, 富山県伏木に因む.

Japan
Honshu
Yamanashi
Japan
Honshu
Yamanashi
References