学名/和名
(MJ No.)
Hypena pulverulenta Wileman, 1911 コテングアツバ,Cat.4476
分布 現状では日本の特産. 東京高尾山でもとれているが, およそ東海地方以西, 紀伊半島, 四国, 九州など西南部に産出が知られ, ほかに石垣島の標本を見ている.
県内の記録
食樹・幼生期 幼生期は不詳.
発生期 7月ごろから秋に向けて出現, 成虫で越冬し, 翌春にも採集される.

本属中でも下唇鬚は特に長く, 複眼の径の約4倍長, 前翅は幅せまく, 灰黄色, やや褐色ないし紫灰色を帯び, 暗色鱗片を混ずる. 翅頂部の黄白色彩はR1室内を内方に延びる. 前縁基部近くから亜中脈襞まで強く斜走する暗色帯は, 外横線と合して前縁に向かって開くV字状を呈する. 後翅は淡い灰褐色,

標本画像
生態画像
幼虫画像