Species name
Corgatha argillacea (Butler, 1879) カバイロシマコヤガ,Cat.4016
Taxonomy   
Geographical range Korea, Japan (Honshu, Shikoku, Kyushu, Tsusima)
朝鮮および日本から知られ, 本州から九州に至る本土域と対馬に普通. 従来C.costimacula モモイロシマコヤガと混同されていたと考えられるので, 北限については定かでないが, およそ宮城県付近まで北上している.
Distribution map 
Biology 幼虫は暗色. 樹幹上または石上に見出される.
Flying season 7-9月に出現.
Remark  頭頂は白色, 前・後翅とも光沢がある橙褐色, C.costimacula ほど赤味を帯びない. 斑紋はほぼ同様で, 縁毛は濃い紫赤色. 外横線に接する白色紋は鮮明であるが, 前縁に向かつて幅広とならない. 内・外横線はC.costimaculaほど暗色に縁どられない.
Corgatha の幼虫は, 知られる限り地衣を食餌とし, 腹部第1,2節に腹脚を欠き, 体の背面には地衣や塵挨などの細片を疎に付着し, 石面上などに見られる. 幼虫で越冬し, 晩春のころ短い柄のついたマユを作り, マユの表面は地衣や土粒で被われる. 日本産4種の幼虫が既知. 一部は山本(1965)によって図説されている.
Japan
Japan
Japan
Japan
Male
genitalia
 
Female
genitalia
 
References  Kishida Y et al.,. 2011, The Standard of Moths in Japan II: 201