Species name Iragaodes nobilis (Staudinger, 1887) マエキリンガ,Cat.3981
Taxonomy  
Geographical
Range
本種は沿海州, 日本, 台湾に分布, およそ東北地方を北限とし, 本州から九州に至る本土域と対馬に産する.
Distribution map
Biology 幼虫はイヌシデ(カバノキ科)から発見されており, マユは樹上ではなく, 石面などに作られ, ボート形を呈するが, 構造は粗く表面は土粒や地衣などで被われる. 蛹で越冬する.
Flying season おそらく年2化, 5-6月および7-8月に出現する.
Remark

前翅黄褐色, ほとんど無紋であるが, 1化の標本はやや濃色の外横線が目立ち, 2化の標本では後縁上の褐色斑とその内方の淡色影のみを表す. 属 Iragaodes は, 本種1種を含むが,次属とごく近縁であることが認められる.

Japan
Japan
Japan
Male genitalia 
Female genitalia
References