Species name

Gynaephora rossii (Curtis, 1835)
rossii daisetsuzana (Matsumura, 1928) ダイセツドクガ[日本亜種],Cat.3200

Taxonomy  
Geographical
Range
本種は典型的な極地高山性の蛾で, 北極圏のツンドラ帯に分布し, シベリア北東部からウラル地方, 北アメリカではラブラドルからアラスカ, ロッキー山脈の高山帯に棲む. 北海道大雪山の高所に分布するものは亜種daisetsuzana (Matsumura)という,
Distribution map
Biology 幼虫の食草はマルバヤナギ, コバノクロマメノキ, エゾツツジ, ガンコウランなど, かなり多食性のようである. 卵から成虫になるのに3年はかかると推定される.
Flying season 7月に多産する. ♂は昼飛性で活発に飛ぶが, ♀は翅をふるわせて地上を歩行する.
Remark

脈相は前の3属に近く, 前翅に小室がある. 後翅は淡黄色で外縁は幅広く黒い. 一般に♀のほうが前・後翅とも淡色.

Japan
Japan
 Male genitalia 
 Male genitalia
 Female genitalia  
References