Taxonomy |
Korea, Japan (Hokkaido, Honshu, Shikoku, Kyushu, Tsusima-Is)
北海道, 本州, 四国, 九州, 対馬, 朝鮮に分布する. |
Distribution map |
前翅頂はあまり鋭くとがらず,後翅外縁の角ばりもごく弱い.
前・後翅とも横線は赤褐色あるいは橙色で太い. 前翅外横線は他の線より暗いことがあり, 横脈点はきわめて強い. ♂の後脚脛節とふ節の比は1:1.
♂交尾器(Plate 318:15): socius はかなり細長く, sacculusは左右相称で太く, 先端は丸味をもつ. Valvulaは先で広がる.刺状の鋭い cornutus がある. Cerata
(Plate 320:12)は左右相称, 太くて mappa より少し短い. ♀交尾器(Plate 322:4): lamella antevaginalis は舌状で細長く, ductus bursaeとcorpus
bursae との境あたりが骨化し, corpus bursae の小骨片は比較的大きく, 数が少ない. きわめて普通種で, 2化地帯の夏生(Fig.30)は春生(Fig.28)より小さいが, 中部山地で夏にとれるものは大型.
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