同定 |
開張11-16mm. 原名亜種は中央アジア, 小アジア, ヨーロッパ, イギリスに分布し, 日本産及びロシアの沿海州地方産の個体は亜種ulmicola (Meyrick) として扱われている. 夏型はA. takeuchii Ra zowski&YasudaやA. lacordaira (Duponchel) の一型に似るが, 前縁紋の中央部に地色が現れることで区別できる. また, 越冬型はA. lacordaira
ObrovやA. strigifera (Filipjev) に似るが, 前翅の前縁中央部が湾入することや淡い中帯を有することで異なる. 前翅の隆起鱗片塊も, 1確伽αや卿閉5・ほど顕著ではない. ♂♀交尾器による識別は簡単.
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