同定 |
開張♂ 24-29; ♀23mm. ♂の前翅には基帯中帯が出現しないこと,♀では中帯の前縁部が, より細く明瞭であること等から他の2種と区別できる. フュシャクモドキとも呼ばれている.
Kawabeia 属は,前翅の中室が長く, そのためCuA1-R2までは短くなり, 全脈が分離している. 後翅のRsとM1は有柄で, M3を欠く. ここに図説した3種のみが所属しており, アジアの極東地域に限って分布している. 成虫は晩秋から早春にかけて, クヌギなどの雑木林でとれており, 幼虫はおそらくQuercus 属の植物につくものと推定Lている. なお, Kawabea
は Kawabeia の異名である.
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