DMJ No. 50010911
学名/和名
(MJ No.)
Ptycholoma imitator (Walsingham, 1900) アミメキハマキ(アミメキイロハマキ), Cat.0119
標本画像
生態画像
同定

開張 18-24; 24-2mm. 表徴はTortrix sinapina ウスアミメキハマキに似るが, 前翅の地色や斑紋がより濃い橙黄色を呈すること, 下唇鬚が非常に短いこと, ♂の前翅にはcostal fold があること等から区別できる. Ptycholoma 属は全北区に数種が知られる小さな属で, 外部形態はArchips 属に近い.下唇鬚が非常に短いこと, Valva が三角状で, cestumを欠くこと等で近縁属から分けられる.

分布 北海道, 本州, 四国. (山地), 九州(山地), 中国(東北), ロシア(沿海州など) に分布する.
発生期 成虫は四国で5月にとれているが, 中部山地では7月から8月にかけて多産する.
食樹・幼生期 幼虫はリンゴ,ナシ, サクラ等バラ科植物を広く加害する. 2. 幼虫越冬.
幼虫画像