DMJ No. 50010413
学名/和名
(MJ No.)
Archips abiephagus (Yasuda, 1975) クロタテスジハマキ, Cat.0099
標本画像
生態画像
同定

開張18.5-23.5mm. Archips pulcher タテスジハマキ同様, costal foldを欠き, ♂♀とも色彩・斑紋は同じである. 表徴はタテスジハマキに近似するが, タテスジハマキほど前翅に紫色を加味しないので区別できる. 交尾器による識別は簡単で, 本種の uncus は先端がくぼんで2分するのに対し, タテスジハマキのは棍棒状である. Sterigma は非常に広く, ductus bursae タテスジハマキより短い

分布 日本固有種で, 北海道から本州中部山地にかけて分布している.
発生期 1, 成虫は7月下旬-8月に出現
食樹・幼生期 幼虫はトドマツ類 (Abies) の針葉をつづることが知られている.
幼虫画像