48020709
学名/和名
(MJ No.)
Synanthedon tenuis (Butler, 1878) ヒメコスカシバ(ヒメスカシバ), Cat.1045
標本画像
生態画像
幼虫画像
同定

コスカシバと非常によく似ているが, 小さいこと(開張16-20mm), 腹部第2, 4節に黄帯があり, 4節のものだけが腹面まで続く. 一方, コスカシバでは黄帯は腹面で幅広い帯となる. 前翅後縁部の黄色鱗はコスカシバよりはるかに少ない. ♂交尾器のvalva は先端部で広がるが, コスカシバでは細くなる.

分布 北海道, 本州, 四国, 九州, 朝鮮, 中国東北に分布する.
発生期 成虫は5-7月と9-10月にとれている.
食樹・幼生期 幼虫はカキやナシの幹内に住む.