同定 |
開張11-14mm. ♂の触角は♀に比べて太い. 前翅は帯褐黄土色, 淡青紫色の光沢をもち, 前縁部は暗褐灰色で覆われ, 内点は明瞭, 端点は時に消失, 前縁の約3/4から内角へ達する淡黄土横線があり, これより外方は暗褐色.
Pseudodoxia属の前翅脈R4とR5は共通の柄をもち, R5は翅頂部に終わり, 他脈は分離する. 後翅のM3とCuA1は同一点から出る. ♂交尾器のvalvaは背縁基部から長い突起を出し(時にvalvaより長い), sacculus の先端は数本の小突起に終わることが多い. 邦産種は上記の種が知られるのみである.
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