DMJ No. 18010101
学名/和名
(MJ No.)
Plutella xylostella (Linnaeus, 1758) コナガ, Cat.0904
標本画像
生態画像
同定

開張12-15mm. ♂♀によって前翅の色が異なり♂は一見濃褐色, ♀は淡黄土色で時に帯灰色, そのため後縁上の帯白色の帯が暗色の♂では際立つ. 有名なアブラナ科野菜の害虫であり, その斑紋からdiamond-back mothと呼ばれる.我が国の温暖地城では, 冬期, , 幼虫, , 成虫の各態が見られ, 大阪付近では年10回以上の発生, 盛夏期には20日間で1世代を完了する. 幼虫はアブラナ科植物の葉面に薄く糸を張り, 老熟すると籠目のマユを作って蛹化する. 害虫の1つでもあり, 翅脈, ♂交尾器 を図示するが, 後翅の脈M1M2が長い共通の柄をもつのはPlutella 属の特徴である. P. maculipennis (Curtis) は本種のシノニム. 因みに, 本種はPlutella 属の模式種である.

分布 日本各地に普通で, 全世界に分布する
発生期
食樹・幼生期
幼虫画像