DMJ No. 15020403
学名/和名
(MJ No.)

ガマズミニセキンホソガ Cameraria hikosanensis Kumata, 1963 Cat.823

標本画像
生態画像
同定

開張6-8mm. 夏世代は小型. 冠毛にはわずかに白毛をまぜる. イタヤニセキンホソガによく似るが白条はやや太く明瞭. 前縁1/4の横帯は前縁下で中断する個体もある. 2/3の前縁紋は楕円形ないし長方形で, これに対する後縁紋は強く鉤形に外方に曲がる. 翅頂近くの白色前縁紋に対する白絞が外縁上にある. 縁毛中には黒線がない.

分布 本州,四国,九州に分布.
発生期 成虫は5月および8月に出現.
食樹・幼生期 幼虫はコバノガマズミ, ゴマギの葉の上面に潜り, 初め屈曲した線状, 後に不規則た形の斑状潜孔を作る. この色は表皮内面に粘着した糞のため暗褐色で, 周辺部のみ白緑色ないし白褐色をなす.
幼虫画像