Species name Eumeta japonica (Heylaerts, 1884) オオミノガ, Cat.0687
Taxonomy
Geographical
Range
本州, 四国, 九州, 対馬, 屋久島, 沖縄本島, 宮古島, 石垣島, 西表島に分布する. ヤマトミノガ, ヤマトチャミノガという和名もある. 東南アジアの広分布種E. variegata (Snellen) の一亜種かも知れない.
Distribution map
Biology 成虫は6月に羽化する. ミノ の周囲には小枝をつけ, 極めて丈夫に出来ている. ♀はミノの中で羽化し, 産卵後その中で死ぬ. 幼虫は極めて多食性で, 各種の樹木や灌木に寄生し, 時にはかなりの被害がある.7-8月に孵化し, 10月ごろ老熟して小枝から垂下, そのまま越冬し, 翌春上部を開口せず, 摂食しないまま蛹化する.
Flying season

日本で最大のミノガで, 都会地の街路樹や庭木に40-50mmの長さに達する紡錘形のミノがよく見られる. ♀は無翅無脚. ♂は開張35mm内外. 触角は櫛歯状. 前翅は黒っぽい赤褐色, 4, 7室には鱗粉がなく半透明.

Remark
Japan
Male genitalia 
Male genitalia  
References