同定 |
開張20-22mm. 触角は♂は前翅長の約2倍, ♀ではやや短い. 前翅は淡灰黄土色, 不明瞭な格子模様をもち, 後縁中央と後角に小白紋があり, 外方のは縁毛にいたるまで白く, 中室端に不鮮明な暗色紋(端点)をもつ. Nematopogon
属は4または5節の長い小腮鬚をもつことによりマガリガ亜科(科)に, あるいは長い触角を有する特徴にもとづいてヒゲナガガ亜科(科)に入れられてきた. ここでは長い触角と♀交尾器のcloacaがヒゲナガガ型であることにより, この属をヒゲナガガ亜科に所属させる. 触角は♂♀ともに前翅長の約2倍, ♀は♂より少し短い. 小腮鬚は上述の如くである. 前翅は12脈, R3とR4は共通の柄をもち, R5は外縁に走るが翅頂からははるかに離れ, 後翅は8脈, M1とM2は共通の柄を有する.
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