ウメスカシクロバ Illiberis rotundata Jordan, [1907]
科:マダラガ科(Zygaenidae) クロマダラ亜科(Procridinae)
属:Illiberis Walker, 1854
[講談社大図鑑:CAT.1353 / Plate:32:25(♂);32:26(♀)]【開張(mm)】 前翅長9-12
【分布】 本州,九州,対馬;中国
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 愛知,福井,神奈川,千葉,岐阜,佐賀
【成虫出現月】 6-7
【幼虫食餌植物】 バラ科:ウメ、モモ、サクラ(※KD)、ズミ、カイドウ、リンゴ、ナシ(※KS)、ソメイヨシノ(※SG)、アンズ、スモモ
【終齢幼虫体長(mm)】 18-20
【掲示板から一言】 (幼虫は毒針毛に球状部を有し、接触時に疼痛はげしく、発赤と丘疹を生ずる。痒感強く治癒に7-10日。1971年環境衛生18-10より)。成虫は本属の他に比べ、小型で翅は透明に近い。リンゴハマキクロバに似る比較写真1。【幼虫写真1】は2004年4月17日、明石市神田公園の梅ノ木より採集で、約13mm。以下【繭写真1】、【繭写真2】、【蛹写真1】、および【成虫写真1】はすべて【幼虫写真1】と同一個体で、同年5月6日に羽化、約16mm。【成虫写真2】は2004年5月16日、南紀・日置川町にて。【成虫写真3】は2004年5月18日、明石市北町公園にて。【成虫写真4】は2005年6月9日、埼玉県西部。【成虫写真5】は2006年6月12日、愛媛県松山市、川沿いのミカンの木で恐らく本種。
【成虫写真1】
【成虫写真2】
【成虫写真3】
【成虫写真4】
【成虫写真5】
【蛹写真1】
【繭写真1】
【繭写真2】
【幼虫写真1】