オオアトキハマキ Archips ingentana (Christoph, 1881)
科:ハマキガ科(Tortricidae) ハマキガ亜科(Tortricinae)
属:Archips Hübner, 1822
【旧名,別名,害虫名,同定ミスなど】 オオアトハマキ
[講談社大図鑑:CAT.90 / Plate:14:26,27,28,29(♂);14:30,31(♀)]【開張(mm)】 ♂19-26 ♀25-34
【分布】 北海道,本州,四国,九州;千島列島,アムール,ウスリー,樺太,朝鮮,中国
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,福井,富山,神奈川,千葉,岐阜,三重,福岡,大分,佐賀,長崎,宮崎
【成虫出現月】 5-9,岩手6E-7E,8B-9M,10B
【幼虫食餌植物】 バラ科:リンゴ、ナシ、ブナ科コナラ属:コナラ、ツバキ科:チャ、キク科:ヨモギ、フキ、イラクサ科:イラクサ、ドクダミ科:ドクダミ、マツ科:モミ(※KD)、キク科:ハンゴウソウ、ゴマナ、シソ科:ヒメオドリコソウ、ユキノシタ科:トリアシショウマ、イラクサ科:ウワバミソウ、グミ科:アキグミ(※IK)、イネ科:ムギ(※SG)
【掲示板から一言】 普通種だがどちらかと言うと寒冷地の蛾で、関東では山に行かないとなかなか見られない。後翅の下半分が暗色。アトキハマキに似るが、本種の方が地色が薄く、全体に網目模様が目立つ。ヒナタハマキ♀と本種♀は外見での区別は困難。【成虫♀写真1】は7月末、上高地にて。【成虫♂写真2】は2004年6月3日、埼玉県秩父市にて。
【成虫♀写真1】
【成虫♂写真1】
【成虫♂写真2】
【成虫♂写真3】
【成虫♂写真4】