ナシケンモン Viminia rumicis (Linnaeus, 1758)
科:ヤガ科(Noctuidae) ケンモンヤガ亜科(Acronictinae)
属:Viminia Chapman, 1890
[講談社大図鑑:CAT.3442 / Plate:167:1(♂);167:2(♀)]【開張(mm)】 32-43
【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島;
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,三重,福井,富山,神奈川,千葉,岐阜,佐賀
【成虫出現月】 5-9
【幼虫食餌植物】 バラ科:ナシ、サクラ、スモモ、アブラナ科:アブラナ、マメ科:マメ、タデ科:サクラタデ、ボントクタデ、ハナタデ、オオケタデ、イヌタデ、ギシギシ、ヤナギ科:ヤナギ、ポプラ、アオイ科:タチアオイ、キク科:ヨモギ、アヤメ科 :キショウブ
【終齢幼虫体長(mm)】 30-35
【成虫食餌植物】 灌木、ポプラ,ベルコーザカンバ,ハンノキ,ナナカマドなどの草木
【掲示板から一言】 (幼虫と繭は先端の鋭い棘を持ち、接触時痛みを感じ、軽い発赤や丘疹を生ずる。短時間で治癒。1971年環境衛生18-10より)。幼虫は11月ごろまで見られる。成虫は前翅内側に白点が特徴。【成虫写真3】と【成虫写真4】は同一個体で、2004年3月26日、南紀にて。【幼虫写真3】は12月14日撮影。【幼虫写真5】は2004年5月21日、和歌山県・熊野川町にてで、褐色型。【成虫写真5】は2004年6月7日、和歌山県中辺路町にて。【成虫写真6】は2004年6月12日、埼玉県秩父地方にて。【成虫写真7】は2004年7月、川崎市。【幼虫写真6】と【成虫写真8】は同一個体で、幼虫は2004年7月9日、成虫は同月24日羽化。【成虫写真9】は2004年8月11日、大津市平野部。【成虫写真10】と【成虫写真11】は同一個体で、2004年10月4日、南紀 中辺路町。【幼虫写真7】は2004年11月10日、東京都武蔵村山市のヤナギ。【幼虫写真8】は2004年11月27日、神奈川県座間市。【幼虫写真9】と【幼虫写真10】は同一個体で、2004年9月3日、富山県砺波市、りんご畑のオオバコにて。【幼虫写真11】は2004年5月21日、和歌山県・熊野川町。【成虫写真12】と【成虫写真13】は同一個体表裏で、2005年4月19日、埼玉県上福岡市で、サツキにいた幼虫(2004年11月12日)を飼育したもので、蛹化が同月16日、2005年4月19日羽化。【幼虫写真12】は2005年7月6日、弘前市小沢。【幼虫写真13】は2005年7月13日、弘前市小沢で恐らく本種。【成虫写真14】は2005年7月17日、静岡県浜松市都田町。【成虫写真15】は2005年7月26日、宮城県利府町の雑木林。【成虫写真16】は2005年7月30日、和歌山県田辺市。【成虫写真17】は2005年9月2日、岐阜県揖斐郡藤橋村。【幼虫写真14】は2005年9月4日、南紀 中辺路町、多分キンミズヒキ。【成虫写真18】と【成虫写真19】は同一個体で、2005年8月16日、山梨県北杜市長坂町中丸の樹に止まっているところと、翌日、明るいところに置いたあとの写真で、ひょっとして体の色や斑紋の色が変えられるのか?【成虫写真20】は2005年9月8日、和歌山県田辺市虎が峰。【幼虫写真15】は2005年10月27日、仙台市青葉区の広瀬川。【幼虫写真16】は2005年11月13日、宇和島市宮下。【幼虫写真17】は9月22日、長野県池田町鵜山。【成虫写真20】は千葉県柏市。【成虫写真22】は2006年4月24日、長野県池田町鵜山。【幼虫写真18】9月8日、川崎市はるひ野、オオイヌタデ。【成虫写真23】は2006年9月23日、岡山県美作市後山。【成虫写真24】は2007年4月1日、さいたま市岩槻区。【成虫写真25】は2007年6月11日、対馬市上県町樫滝。
【成虫写真1】
【成虫写真2】
【成虫写真3】
【成虫写真4】
【成虫写真5】
【成虫写真6】
【成虫写真7】
【成虫写真8】
【成虫写真9】
【成虫写真10】
【成虫写真11】
【成虫写真12】
【成虫写真13】
【成虫写真14】
【成虫写真15】
【成虫写真16】
【成虫写真17】
【成虫写真18】
【成虫写真19】
【成虫写真20】
【成虫写真21】
【成虫写真22】
【成虫写真23】
【成虫写真24】
【成虫写真25】
【幼虫写真1】
【幼虫写真2】
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【幼虫写真4】
【幼虫写真5】
【幼虫写真6】
【幼虫写真7】
【幼虫写真8】
【幼虫写真9】
【幼虫写真10】
【幼虫写真11】
【幼虫写真12】
【幼虫写真13】
【幼虫写真14】
【幼虫写真15】
【幼虫写真16】
【幼虫写真17】
【幼虫写真18】