モンシロドクガ Sphrageidus similis (Fuessly, 1775)
科:ドクガ科(Lymantriidae)
属:Sphrageidus Maes, 1984
[講談社大図鑑:CAT.3230 / Plate:153:1,2,3,4(♂);153:5(♀)]【開張(mm)】 ♂24-38 ♀32-39
【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬;千島列島,シベリア,朝鮮,ヨーロッパ
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,三重,福井,富山,神奈川,千葉,岐阜,佐賀
【成虫出現月】 5-6,8-9
【幼虫食餌植物】 バラ科:サクラ、ウメ、ナシ、リンゴ、ブナ科コナラ属:クヌギ、コナラ、ブナ科クリ属:クリ(※KS)
【終齢幼虫体長(mm)】 20-25
【掲示板から一言】 (幼虫は極めて多数の微細な毒針毛を持ち、蕁麻疹様の皮膚炎を起こす。痒痛感激烈で治癒に約10日。1971年環境衛生18-10より)。幼虫はキドクガに似る。本種幼虫の特徴として、前胸背楯は黄色で2黒条をそなえる点と、背線が細い暗赤褐色で断続する点。【幼虫写真1】は2004年4月24日、明石市のウメにて。【幼虫写真2】は2004年5月18日。【卵写真1】は2004年7月17日、明石市。【成虫写真4】は2004年7月27日、富山県富山市(呉羽山)。【幼虫写真3】は2004年5月8日、三重県白山町 ヤナギで暖地型。【成虫♀写真1】と【成虫♀写真2】は同一個体で、2005年6月17日、明石市(野々上100円均一)で、この個体が産んだ卵が、【卵写真2】で2005年6月17日、室内産卵。【成虫写真5】、【成虫写真6】、【成虫写真7】は同一個体で、2005年6月22日、富山市(呉羽山)。【成虫写真8】は2005年7月17日、北海道・知床(ウトロ)。【成虫写真9】は2005年8月27日、岐阜県揖斐郡坂内村。【成虫写真10】は2005年9月22日、香川県丸亀市飯山町。【成虫写真11】は2005年6月25日、岡山県美作市後山。【幼虫写真4】はクワの木で、寒冷地型で脱皮直後に近いか。【成虫写真12】は2006年7月15日、横浜。【幼虫写真5】は8月31日、品川区立小山台公園。【幼虫写真6】は2006年7月9日、弘前市小沢。【成虫写真13】は2007年6月26日、和歌山県田辺市虎が峰。
【成虫♀写真1】
【成虫♀写真2】
【成虫写真1】
【成虫写真2】
【成虫写真3】
【成虫写真4】
【成虫写真5】
【成虫写真6】
【成虫写真7】
【成虫写真8】
【成虫写真9】
【成虫写真10】
【成虫写真11】
【成虫写真12】
【成虫写真13】
【幼虫写真1】
【幼虫写真2】
【幼虫写真3】
【幼虫写真4】
【幼虫写真5】
【幼虫写真6】
【卵写真1】
【卵写真2】