イラガ Monema flavescens Walker, 1855
科:イラガ科(Limacodidae) イラガ亜科(Limacodinae)
属:Monema Walker, 1855
[講談社大図鑑:CAT.1376 / Plate:34:30(♀);34:31(♂)]【開張(mm)】 32-34
【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬;シベリア,朝鮮,中国
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,三重,福井,富山,神奈川,千葉,岐阜,佐賀
【レッドデータブック】 高知県:情報不足
【成虫出現月】 6-9
【幼虫食餌植物】 カキノキ科:カキ、バラ科:ナシ、リンゴ、ウメ(※KD)、バラ科:ソメイヨシノ、ブナ科コナラ属:クヌギ、ヤナギ科:ヤナギ、カバノキ科:ハンノキ(※SG)
【終齢幼虫体長(mm)】 24-25
【掲示板から一言】 (幼虫は肉質突起上に多数の毒棘を持ち、接触時に激痛を与える。発赤や丘疹を生ずるが殆ど痒感なく、3日位で治癒。1971年環境衛生18-10より)。繭は非常に硬く、模様には変異があって、一様に褐色のものもある。【成虫写真1】は大阪にて。【成虫写真2】は2004年6月26日、秩父地方にて。【成虫写真3】は2004年7月14日、南紀。【繭写真2】は12月10日、桃の枝にて。【成虫写真4】は2003年8月3日、岡山県英田郡西粟倉。【成虫写真5】、【成虫写真6】、【成虫写真7】は同一個体で、2005年7月1日、富山市(呉羽山)。【成虫写真8】は2005年7月30日、岐阜県揖斐郡坂内村。【繭写真5】は2006年2月7日、長野県池田町林中。【繭写真6】は2001年4月15日、福岡県福岡市西区今宿上ノ原で「雀の小便タゴ」などと呼ばれる羽化後の繭殻。【幼虫写真3】は長野県池田町で、飼育、羽化したものが、【成虫写真9】と【成虫写真10】で6月10日。【成虫写真11】は2006年7月12日、広島県江田島市砲台山。【繭写真7】は3月21日、雑木林。【蛹写真1】は2006年12月28日、秋田県秋田市向浜のエゾイタヤ。
【成虫♂写真1】
【成虫写真1】
【成虫写真2】
【成虫写真3】
【成虫写真4】
【成虫写真5】
【成虫写真6】
【成虫写真7】
【成虫写真8】
【成虫写真9】
【成虫写真10】
【成虫写真11】
【蛹写真1】
【繭写真1】
【繭写真2】
【繭写真3】
【繭写真4】
【繭写真5】
【繭写真6】
【繭写真7】
【幼虫写真1】
【幼虫写真2】
【幼虫写真3】