ツガカレハ Dendrolimus superans (Butler, 1877)

科:カレハガ科(Lasiocampidae) カレハガ亜科(Lasiocampinae)

属:Dendrolimus Germar, 1812

[講談社大図鑑:CAT.2976 / Plate:113:1,4,5,6,7,8,9,10(♂);1113:2,3(♀)]
[保育社蛾類図鑑:1639+1640+1641]
[北隆館大図鑑:118:5]

【開張(mm)】 ♂55-76 ♀82-97

【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬;千島列島,シベリア,樺太,ウルグアイ

【本州四国九州における記録確認済都府県名】 石川,愛知,福井,富山,神奈川,千葉,岐阜

【成虫出現月】 6-7,8-10

【幼虫食餌植物】 マツ科:モミ属、ツガ属、トウヒ属、カラマツ属、ヒマラヤスギ属、マツ属(※KD)、トドマツ、モミ、ツガ、トウヒ,カラマツ、アカマツ、クロマツ(※KS)

【終齢幼虫体長(mm)】 70-80

【掲示板から一言】 (幼虫は多数の短刺毛を有し、接触摩擦により痛痒はげしくなり、発赤と小丘疹の集簇を生ずる。治癒に5-10日。1971年環境衛生18-10より)。幼虫はマツカレハに似るが、本種の頭は灰褐色。成虫も似ている。成虫の見分け方は、外横線(一番外側の線)が途中で強く突起状に張りだしていれば本種。【幼虫写真2】は2004年4月8日、兵庫県加古川市、ヒマラヤシーダにて。【幼虫写真3】は恐らく【幼虫写真2】と同一で、同月18日。【成虫♂写真1】は2004年7月23日、富山県(細入村)。【幼虫写真4】は2004年7月28日、東京都区内。【成虫写真3】は2005年8月14日、埼玉県秩父市(大滝村)。【成虫写真4】は2005年8月9日、北海道江別市。【成虫♂写真2】は8月14日、埼玉県秩父市(大滝村)。【幼虫写真5】と【幼虫写真6】は同一個体で、2005年7月18日、梨県北杜市高根町清里。【成虫写真5】は2005年8月8日、西目屋村 目屋ダム。【成虫写真6】は2005年8月8日、西目屋村 目屋ダム。【幼虫写真7】は2006年7月6日、さいたま市岩槻区、ヒマラヤスギ近く。

Dendrolimus属一覧

【成虫♂写真1】
成虫♂写真1

【成虫♂写真2】
成虫♂写真2

【成虫♂写真3】
成虫♂写真3

【成虫写真1】
成虫写真1

【成虫写真2】
成虫写真2

【成虫写真3】
成虫写真3

【成虫写真4】
成虫写真4

【成虫写真5】
成虫写真5

【成虫写真6】
成虫写真6

【幼虫写真1】
幼虫写真1

【幼虫写真2】
幼虫写真2

【幼虫写真3】
幼虫写真3

【幼虫写真4】
幼虫写真4

【幼虫写真5】
幼虫写真5

【幼虫写真6】
幼虫写真6

【幼虫写真7】
幼虫写真7

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