ウスベニスジヒメシャク Timandra dichela (Prout, 1935)
科:シャクガ科(Geometridae) ヒメシャク亜科(Sterrhinae)
属:Timandra Duponchel, 1829
[講談社大図鑑:CAT.2248 / Plate:61:12,13(♂);61:14(♀);317:5(♂交尾器);317:9(♀交尾器)]【開張(mm)】 21-28
【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬,奄美大島,奄美諸島沖永良部島;朝鮮,台湾,中国,アッサム
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,福井,富山,神奈川,千葉,岐阜
【成虫出現月】 6-7,8-10
【幼虫食餌植物】 タデ科:ミゾソバ、スイバ(※KD)
【掲示板から一言】 フトベニスジヒメシャクに最も似ており、外観での区別は難しいが、一般に本種の方が翅の地色が明るく、灰色の細点も少ない傾向がある。また、中横線は前翅頂付近で内側に沿って多少流れるが、フトベニスジほどではない事が多い。後翅外横線の中央部での突出もフトベニスジヒメシャクやコベニスジヒメシャクよりやや弱い個体が多い。【成虫♂写真1】は6月中旬、旭川市内。【成虫♂写真2】は9月中旬、旭川市内。
【成虫♂写真1】
【成虫♂写真2】