ナカオビカバナミシャク Eupithecia subbreviata Staudinger, 1897
科:シャクガ科(Geometridae) ナミシャク亜科(Larentiinae)
属:Eupithecia Curtis, 1825
[講談社大図鑑:CAT.2549 / Plate:76:56(♂);76:57,58,59(♀);329:4(♂第8腹節);331:2(♂交尾器);336:4(♀交尾器)]【開張(mm)】 17-21
【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島;シベリア
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,三重,神奈川,千葉,岐阜
【成虫出現月】 5B-5M
【掲示板から一言】 春のEupithecia。ウスカバナミシャクに最も似るが、本種の前翅中央の黒褐色帯とその両側の淡色部とのコントラストは一般にウスカバナミシャクほど強くない。白い鋸歯状の亜外縁線は一般にウスカバよりも明瞭。しかし個体変異もあるため外観での判別は時に困難。前翅が長くて、一番外側の線(亜外縁線)がしっかりしている印象。【成虫♂写真1】は2004年4月18日、旭川市にて。【成虫写真2】は2005年3月12日、明石市(明石公園)。【成虫♂写真2】は4月中旬、旭川市内。【成虫♂写真3】は5月上旬、旭川市内。【成虫写真3】と【成虫写真4】は同一個体表裏で、2005年3月19日、明石市(明石公園)。【成虫写真5】は2006年3月26日、福井県越前市。【成虫写真6】は2006年4月1日、岡山県美作市後山。【成虫写真7】は2006年4月15日、北海道苫小牧市樽前。【成虫♀写真1】は2006年3月22日、横浜市。【成虫写真8】は2006年4月8日、岡山県美作市後山。【成虫写真9】と【成虫写真10】は3月6日、八王子の雑木林、開翅長27mm。
【成虫♀写真1】
【成虫♂写真1】
【成虫♂写真2】
【成虫♂写真3】
【成虫写真1】
【成虫写真2】
【成虫写真3】
【成虫写真4】
【成虫写真5】
【成虫写真6】
【成虫写真7】
【成虫写真8】
【成虫写真9】
【成虫写真10】