オカモトトゲエダシャク Apochima juglansiaria (Graeser, 1889)
科:シャクガ科(Geometridae) エダシャク亜科(Ennominae)
属:Apochima Agassiz, 1847
[講談社大図鑑:CAT.2831 / Plate:99:13(♂)]【開張(mm)】 36-45
【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬;シベリア
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,千葉,石川,愛知,三重,福井,富山,神奈川,岐阜
【成虫出現月】 3-4
【幼虫食餌植物】 クルミ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、マメ科、クロウメモドキ科、ツバキ科、リョウブ科、ツツジ科(※KD)
【終齢幼虫体長(mm)】 35-40
【掲示板から一言】 クワトゲエダシャクに似るが、本種は中横線(黒い線)の外側に広く白い帯が出る。♀はなかなか見つからない。幼虫は触ると【幼虫写真4】のようにすぐに丸まる。色的には鳥のフンにでも擬態しているようだが、いつも歩き回っているので、かえって目立ってしまっているよう。1〜2週間で蛹化するが、羽化するのは来春。夏・冬越しが難しく、普通種の割には飼育羽化させるのが難しい蛾。【成虫♂写真4】は2004年3月11日。【成虫♂写真6】から【成虫♂写真10】までは同一個体で2004年3月16日、明石公園にて。【幼虫写真2】は大阪、【幼虫写真3】は2004年4月30日、東京都日の出町にてコナラを食していた。【成虫♂写真11】は2005年3月3日、大阪府。【成虫♂写真12】は2005年3月3日、明石市(石ヶ谷墓苑)。【成虫♂写真1】は2005年3月3日、明石市(石ヶ谷墓苑)。【成虫♂写真13】は2005年3月17日、相模原市麻溝台雑木林。【成虫♂写真14】は2006年2月22日、山口県光市冠山。【成虫写真15】は2006年2月22日、山口県光市冠山。【成虫♀写真1】と【成虫♀写真2】は同一個体で2006年3月6日、神奈川県大和市。【成虫♂写真16】と【成虫♂写真17】は同一個体で、2006年3月11日、岡山県美作市後山。【成虫♂写真18】は2006年3月18日、愛知木曽川河川敷。【幼虫写真6】は5月15日、兵庫県相生市。【成虫写真1】は2006年3月7日、東京都国分寺市。【幼虫写真7】は2006年4月29日、宇和島市宮下。【成虫写真2】は2007年2月26日、三重県津市。【成虫写真3】は2007年3月23日、長野県池田町クラフトパーク。
【成虫♀写真1】
【成虫♀写真2】
【成虫♂写真1】
【成虫♂写真2】
【成虫♂写真3】
【成虫♂写真4】
【成虫♂写真5】
【成虫♂写真6】
【成虫♂写真7】
【成虫♂写真8】
【成虫♂写真9】
【成虫♂写真10】
【成虫♂写真11】
【成虫♂写真12】
【成虫♂写真13】
【成虫♂写真14】
【成虫♂写真15】
【成虫♂写真16】
【成虫♂写真17】
【成虫♂写真18】
【成虫写真1】
【成虫写真2】
【成虫写真3】
【幼虫写真1】
【幼虫写真2】
【幼虫写真3】
【幼虫写真4】
【幼虫写真5】
【幼虫写真6】
【幼虫写真7】