クロテンフユシャク Inurois membranaria (Christoph, 1881)

科:シャクガ科(Geometridae) フユシャク亜科(Alsophilinae)

属:Inurois Butler, 1879

[講談社大図鑑:CAT.2155 / Plate:55:8,9(♂)232:5(無・短翅♀)]
[保育社蛾類図鑑:860?]
[北隆館大図鑑:123:6]

【開張(mm)】 ♂前翅長12.5-19 ♀体長9-11(無翅)

【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬;シベリア

【本州四国九州における記録確認済都府県名】 佐渡島,石川,愛知,三重,福井,富山,神奈川,千葉,岐阜,佐賀

【成虫出現月】 12E-3B

【幼虫食餌植物】 クルミ科オニグルミ、カバノキ科:アカシデ、クマシデ、ブナ科ブナ属:ブナ、ブナ科クリ属:クリ、ブナ科コナラ属:コナラ、クヌギ、ミズナラ、アラカシ、ニレ科:ケヤキ、カエデ科:ヤマモミジ、ツツジ科:ヤマツツジ(※GN)

【終齢幼虫体長(mm)】 20-23

【掲示板から一言】 「山地性冬尺蛾」。ウスバフユシャクに似るが、前翅外横線がM1で角張っていて、前翅が白っぽく、外側の帯が前縁近くで「く」の字状に曲がる。【成虫♂写真2】は2004年2月22日。【成虫♂写真3】は2004年3月8日、南紀にて。【成虫♂写真4】は2005年2月11日、静岡県 都田町。【成虫♂写真5】は2005年2月12日、明石市(明石公園)。【成虫♀写真1】は2005年2月26日、明石市(石ヶ谷墓苑)で、恐らく本種♀。【成虫♀写真2】と【成虫♀写真3】と【成虫♀写真4】は同一個体で、2005年3月2日、明石市(石ヶ谷墓苑)で恐らく本種♀。その卵が【卵写真1】で、毛束の一部を取り除いたもの。【成虫♂写真6】は2005年2月8日、対馬市上県町樫滝。【成虫♀写真1】は2006年2月19日、福岡県福岡市城南区東油山。【成虫♂写真7】は2006年2月19日、福岡県福岡市城南区東油山。【成虫♂写真8】は2007年2月3日、岡山県吉備中央町、前翅長約13o。

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【成虫♀写真1】
成虫♀写真1

【成虫♀写真2】
成虫♀写真2

【成虫♀写真3】
成虫♀写真3

【成虫♀写真4】
成虫♀写真4

【成虫♀写真5】
成虫♀写真5

【成虫♂写真1】
成虫♂写真1

【成虫♂写真2】
成虫♂写真2

【成虫♂写真3】
成虫♂写真3

【成虫♂写真4】
成虫♂写真4

【成虫♂写真5】
成虫♂写真5

【成虫♂写真6】
成虫♂写真6

【成虫♂写真7】
成虫♂写真7

【成虫♂写真8】
成虫♂写真8

【成虫写真1】
成虫写真1

【成虫写真2】
成虫写真2

【卵写真1】
卵写真1

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