ヤマモモキバガ Thiotricha pancratiastis Meyrick, 1921
科:キバガ科(Gelechiidae) 亜科和名未定(Aristotelinae)
属:Thiotricha Meyrick, 1886
[講談社大図鑑:CAT.1275 / Plate:13:15(♀)]【開張(mm)】 9-12
【分布】 本州,四国,九州;台湾,インド
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 愛知,三重,神奈川,千葉,福岡
【成虫出現月】 6-7B,11-成虫越冬
【幼虫食餌植物】 ヤマモモ科:ヤマモモ(※KD)
【掲示板から一言】 ヤマモモがある地域では普通で、かなり個体数がいるよう。本種は Assam 産の個体で記載されたが、Type標本に胴体がない。特徴的な斑紋なので多種との混乱はないと考えられていたが、台湾産の近似のThiotrich sp.を見ると、そうも言ってられない。【成虫写真2】は2004年12月3日、兵庫県津名郡津名町(淡路島)。【成虫写真3】は2005年3月10日、南紀・上富田町。【成虫写真4】は2005年5月12日、兵庫県淡路市生穂(淡路島)。【幼虫写真1】(食害されているヤマモモ)、【幼虫写真2】(透けて見える幼虫)、【幼虫写真3】(主脈を剥いたところ)、【繭写真1】(外部に出て葉を齧り取った繭を作る)、【成虫写真6】は同一飼育個体で、牛久市。
【成虫写真1】
【成虫写真2】
【成虫写真3】
【成虫写真4】
【成虫写真5】
【成虫写真6】
【繭写真1】
【幼虫写真1】
【幼虫写真2】
【幼虫写真3】