アカザフシガ Coleophora serinipennella Christoph, 1872
科:ツツミノガ科(Coleophoridae)
属:Coleophora Hübner, 1822
【旧名,別名,害虫名,同定ミスなど】 アカザツツガ
[講談社大図鑑:CAT.1205 / Plate:12:55(♂);260:5(♂交尾器・腹部)]【開張(mm)】 14-17
【分布】 本州,四国,九州,対馬;
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 千葉,岐阜,愛知,神奈川
【成虫出現月】 6M,8
【幼虫食餌植物】 アカザ科:アカザの茎(※KD)
【終齢幼虫体長(mm)】 7
【掲示板から一言】 解剖なしで同定できる数少ないツツミノガ。特徴は、(1)とにかくデカイ(2)前翅中室末端に黒点がある(ツツミノガはたいてい無紋)。日本産ツツミノガ科で、ミノを作らないのは本種ぐらい。【成虫写真1】は2004年8月11日、札幌市で採集し、同月26日羽化。【成虫写真2】は2005年6月24日、明石市(石ヶ谷墓園)。【成虫写真3】(2005年8月2日)と【蛹写真1】(2005年7月22日)は同一個体で、明石市(大久保、米自販機横) アカザの茎より採集した蛹を飼育したもの。【幼虫写真1】は2005年7月24日、明石市(室内飼育) アカザの茎にて。
【成虫写真1】
【成虫写真2】
【成虫写真3】
【蛹写真1】
【幼虫写真1】