キミャクツツミノガ Coleophora flavovena Matsumura, 1931
科:ツツミノガ科(Coleophoridae)
属:Coleophora Hübner, 1822
[講談社大図鑑:CAT.1201 / Plate:12:52(♂)]【開張(mm)】 11-14
【分布】 北海道,本州;韓国
【本州四国九州における記録確認済都府県名】 青森,岩手,長野,愛知,三重,和歌山
【成虫出現月】 6-8
【幼虫食餌植物】 キク科:ヨモギ、エゾヨモギ(※KD)、オオヨモギ(※IK)
【掲示板から一言】 触角は白色で輪紋はない。前翅は白色で、細い黄褐色の条紋が鮮明。完成した筒巣は長さ8〜9mm、切り取った葉片を、成長するにしたがい順次ジグザグ状につなぎ合わせていき、独特の筒巣を完成させる。初めは葉片1枚の中に潜み【幼虫写真1】(筒巣:8月中旬、旭川市内)、完成した筒巣(=【幼虫写真2】は9月下旬、旭川市内)には5〜6枚の葉片が使われている。【成虫♀写真1】は7月中旬、旭川市内。
【成虫♀写真1】
【幼虫写真1】
【幼虫写真2】